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200ccクラスの車体構成に22psを生み出す125ccのエンジンを搭載。
デビュー以来熟成を重ねてきたこのライトクラスのバイクは、
ダートでそのバランスの良さを実感させる。
| ■ エンジン 水冷2st単気筒 |
■ 全長 2,165mm |
| ■ 排気量 124cc |
■ 全幅 880mm |
| ■ 最高出力 22ps/9500rpm |
■ 全高 1,215mm |
| ■ 最大トルク 1.9kgーm/7500rpm |
■ 車軸距離 1,414mm |
| ■ 変速機 リターン式6速 |
■ 乾燥重量 111kg |
| ■ 燃料タンク 9リッター |
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98年モーターサイクリストより
鹿児島県隼人町にあるホテル京セラの結婚式の後、
近くにあるレッドバロン隼人店に寄ってみた。
それはいつものことだったのですが、
今日はいつもと違って、おっ!!っと思わせるバイクが置いてあった。
入り口付近にオフロード車が並べてあって
その中になかなか中古では出ない125ccのオフロード車があった。
そのバイクは1994年式のスズキのTS125Rと言う物だった。
色は青。しかも走行距離は4000kmで、錆がほとんどないピカピカのバイク。
値段は18万と言う。
見積書を出してもらったが、分割にすると小遣いで買える範囲だった。
おーーーこれは・・・良いかもしれない。
早速、家に帰ってインターネットでTS125Rのインプレッションをいろいろ調べてみた。
しかし、あまり載っていないんだなぁ〜。
不人気車なのか?それともTS125Rに乗っている方がインプレッションを書いていないのか?
どうしようかと迷ったが、今まで乗っていたホンダのスクーターDIO-ZXが壊れた事と
一度はオフロード車に乗ってみたかったと言うことで、購入する事に決めた。
跨ってみた感じ、やはり不安は足つき。
オフ車はかなり車高が高いため、両足がべったり着くと言うことはないと思っていた。
しかし、TS125Rは、やや低め。
両足で地面にべったり着くことはないが、
片足をステップにのせると、片足は地面にべったり着く。
軽いためふらつくこともなく、サスも柔らかいため、かなり沈んでくれる。
シートは細目のため、お尻にフィットしてくれる。
オフ車のシートは堅いと言う人もいるが、このTS125Rは柔らかいです。
6時間乗っていても痛くなりません。
タンクもニーグリップしやすい形状となっている。
メーター周りはタコメーターが無く、スピードメーターのみで、すっきりしています。

キーロックは一体型なので、便利です。
2stオイルの警告灯は、ウィンカーと兼ねています。
ですから、ウィンカーと、オイル警告と、どっちなのか間違ってしまうこともありますね。
グリップを握ると、アメリカンのグリップからするとすごく小さめ。
しかし、かなりいい感じです。
ハンドルも両手を自然に置いたような感覚ですので、無理のない姿勢を保てます。
エンジンをかけるのにはキックだけなのだが、1発でエンジンが目を覚まします。
今までセル付きばかり乗っていたのだが、キックも慣れれば不自由は感じない。
ただ、交差点内でエンストをすると、エンジンをかけ直すのに手間取ってしまうこともあるので
やはりキックだけでなく、セル付きがいいですよね。
エンジンをかけると、2stらしい音がする。
ノーマルマフラーの音、聞いてみますか?
アイコンをクリックするとウィンドウズメディアプレーヤーで聞くことが出来ます。
2stらしい音ですが、それほど大きくはないです。
エンジンをかけてアクセルをふかすと、マフラーから2st独特のオイルの臭いがする。
かなり白煙をあげるので、大丈夫かな・・・と思うほど。
しかし、その白煙もエンジンが暖まると無くなってくる。
普通に走らせた感じは、自転車の乗っているような感覚。
しかし、アクセルを開けると、すごい加速をしてくれる。
2st独特のパワーバンドに入ったときは、これはすごい!の一言。
一気に時速80〜90kmへと加速するほどだ。
はっきり言って1500ccのバルカンより速いです。
最高速度は130km位だと思います。
ちなみに、怖いのでまだ出したことはありません。
エンジンの音は普通に乗るとビィーーーーンという音。
ちょっと情けない音のようです。
パワーバンドに入るとカァーーーーンという甲高い音になります。
オンロードでのコーナーリングはハンドルの切れも大きいので楽ですね。
小回りができるので非常にらくです。
ただ、タイヤがダンロップ605を履いているため、地面に食い付くようなグリップはありません。
オフロードでのコーナーリングは、僕がへっぴり腰なので上手く曲がれません。
未だにダートは時速30kmでしか走行できていません。
2stと言うと、燃費が悪いと思われがちだ。
実際、このTS125Rを購入するとき、「燃費は10km/Lかなぁ。」と言われていた。
うーーーん、そんな燃費が悪ければ、困るなぁ〜〜と思ったのだが、
しかし、そんな心配をすることは無かった。
燃費は非常に良い。良すぎる。
街乗り時 = 20km/L 〜 24km/L
ツーリング時 = 25km/L 〜 28km/L
アクセルはいつも全開で走っていても、20km/Lを切ることはありません。
最低燃費20.08km/L
最高燃費29.02km/L
2stオイルは、900km〜1200km位で補充しなければなりません。
オイルタンクは 1.1L 位です。
前後ディスクブレーキのため、ブレーキの効きは良いです。
簡単にロックしてしまいます。
ですからブレーキターンの練習はMTBみたいで楽しいですよ。
ただ、タイヤがオンロード用ではないので、
フルブレーキをかけると、かなり道路にブレーキ痕を残します。
タンデムはできますが、はっきり言ってしたくないですね。
坂道はエンジンが悲鳴をあげます。
サスが柔らかいため、重い人が後ろに乗ると
リアが沈みライトがアップライトのようになるらしく
対向車から「まぶしいぞ!」とパッシングされる。
後ろに女の子が乗れば、密着度は増しますが
ちょっと前方に座らないといけないので運転しずらいです。
何も入れる所はありません。
1) 購入して1ヶ月目、霧島ツーリング途中でエンジン止まってしまって、
レッドバロンに取りに来てもらった。(2003.1)
エンジンの焼き付きと言うことだったが、ピストンなどすべてを変えてもらった。
まだ購入してまもなかったので、クレーム修理してもらった。

2) エンジンの焼き付きの修理時にリアサスのオイル漏れを指摘され修理。
リアサスの修理は2万ちかく掛かりました。(2003.2)

1)ハンドルをレンサル製のグレッグ・アルバーチンモデルに変更。(2003.3)
脇が開き気味になる運転姿勢になるが、オフ車乗りにはこれが格好いい乗り方でしょう。
2)バーパットをレンサル製のものを取り付け。(2003.3)
これは転けたとき、胸を強打しないためのもの。安全のために付けました。
3)ミラーをナポレオンミラーに変更。左のみ。(2003.8)
純正が転けて割れたので、転けても壊れにくいとの噂のナポレオンミラーを付けたが
僕としてはあまり良いものではなかった。それは、ミラーがぐらつくのだ。

1)チェーンをレッドバロン製130Lに変更。(2003.8)
やはりチェーンを替えると、すごい走りが良くなります。古いままだと走りに損ですよ。
2)リアスプロケットをアファム製50丁に変更。(2003.8)
スプロケットを替えましたが、そんなに軽くなったという感覚はありません。
3)ダンロップD605に変更。(2003.2)
もともと付いていたタイヤにヒビが入り始めていたので、前後ともD605を履かせた。

4)IRCタイヤに変更。リヤタイヤのみ。(2003.12)
D605のリヤタイヤは10ヶ月しかもたなかった。距離にして6000kmだろうか。
そこで店の在庫としてあった安いIRC製のタイヤを選択。
D605よりブロックの間隔が大きいため、コーナーリングはグニャっとよれる感じを覚える。
しかし、ダートだと泥の目図まりがあまりありません。
林道を走ることがあれば、こちらのIRCのタイヤが良いですね。

1)純正リアキャリア取り付け。(付いていた)
取り付けと言っても、買ったときに付いていたんですが
この純正キャリア、紐を引っかけるフックが2つしかないので、
ちょっと不安定になってしまいます。
2)サイドバックを取り付け(2003.8)
安物のサイドバックを取り付けましたが、かなり良いです。
ただ、サイドバックがゼッケンプレートを傷つけてしまいますので
普段ははずしてあります。
3)リアBOXを取り付け(2003.8)
工具などを入れるプラスチックのBOXを買い取り付けました。
かなりいろいろな物を放り込めるので楽です。
しかし、ダートに入ると、BOXが暴れるので、ダートに行くときは不向きです。

R..S.V製のマフラー (2003.11)
RSVのマフラーをオークションにて、8250円で落札しました。
RSVのマフラーはノーマルマフラーより、ものすごく軽いです。
RSVのマフラーはボルトを1本で止めるシンプルなもの。
簡単に取り付けが終わりました。
それで、RSVのマフラーの音を録音してみました。
RSVのマフラーの音です。
音は意外とノーマルマフラーと変わりありません。
エンジンを高回転にすると、乾いた音になるような感じです。
といっても、そんなにノーマルと変わり有りません。
それで、走ってみました。
音はちょっとだけ大きくなったかな?という感じを受けますが
でも、やっぱりノーマルと一緒のような感じです。
走りはどうか?というと、走りはふけが良くなりました。
いわゆる、高回転までスムーズに回せる感じです。
これだけは満足しております。

さて、良い点と悪い点をあげてみますね。
1.エンジンにパンチがあり、パワーバンドに入ったときの加速はすごいですよ。
2.2stの割に、長距離ツーリング時で 28km/L というのはすごく良いです。
3.軽いので押し歩きが楽です。
4.ハンドル角が大きいのでUターンが楽です。
5.山でも川でも何処にでも入っていける。すり抜けもしやすい。
6.チェーンオイルを塗るときなど、メンテナンスがとてもしやすいです。
7.スズキと言えば黄色なのですが、青は珍しいので、このカラーがお気に入り。
8.ブレーキの利きが良い。良すぎです。
9.不人気車の故なのか車体価格が安いです。だから転かしても気を使いません。
10.サスがかなり柔らかいので、段差越えも楽です。
1.2stオイルの飛び散りがあり大変です。(買った当初のみ、今はありません)
2.トルクが小さいので、低回転では土手越えは難しいです。
3.ライトが暗いです。アップライトもほとんど変わりません。
4.ガソリンタンクが 9L と小さい。
5.ハンドガードに水が溜まる。(小さな穴を開けて問題解決)
6.ピースサインの挨拶がオフ車のみに限られてしまいます。
7.転けると何故かガソリンが漏れる。
8.125ccですので高速にのれない。
9.走行距離300kmを越えるツーリングだと、足が痛くなってくる。
10.あえて言うならタイヤが細い。

買ってからまだ1年も経っていませんが、8000kmも乗っております。
バイク2台所有していて、これだけ走行距離が伸びるのはすごいですよね。
TS125Rを買って1年2ヶ月で、何故か不調になった。
燃費は街乗りで8km/L。
2stオイルもガバガバ食うようになってしまい
挙げ句の果ては、急な坂道も上らなくなってしまった。
これではツーリングに行くのも躊躇してしまう。
店長に相談すると、丁度鹿児島でTS125Rを捜しているかたがいるらしく
頑張って高値で下取りするとのことだったので
ジェベル250XCの下取りとして出すことにした。
TS125Rはオンオフ共に楽しめる良いバイクだった。
このTS125Rを買ってから僕のツーリングに
拍車が掛かったと言っても過言ではないくらい
ツーリングの楽しさを教えてくれた。
4500kmで購入し、14500kmで手放す事となった。
給油回数は85回
最高燃費・・・・29.02km/L
最低燃費・・・・ 8.66km/L
ツーリングの平均は25km/L
最高時速130km/hをマーク。
このTS125Rでの最大の想い出は何と言っても
長崎キャンプツーリングです。
苦労した分、最高の相棒でした。
今、修理を終えて店頭に並んでいますが
このTS125Rは、もう一度乗ってみたいバイクの中の一つです。
