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1日目  2日目  3日目  4日目

2日目


迷惑なジープも行ってしまい、また寝たのだが
起きたのは、その2時間後の4時。

ま、そろそろ起きますか。。。と、テントから這い出て
近くにあった水飲み場で顔を洗い、歯を磨いたりして身支度をした。

まだ暗い中だったが、懐中電灯を片手にテントを片づけ、5時に出発した。


まずは、ちょっと朝のコーヒーでも。。。とコンビニに寄ってみる。
コンビニの店員は5時という事もあってか非常に眠たそう。

ペットボトルのコーヒーを買って、駐車場の地べたに座り込んでコーヒーを飲む僕。
ジベタリアン。。。なかなか良いんじゃない?

若い人たちが地べたに座り込んで何かをしている様子を頻繁に見るが
自分もやってみると、地べたに座るって何となく良い物ですね。
あぐらでもいいし、体育座りでもいいし、足を投げ出してもいいし・・・。

バイクを眺めながら朝のコーヒーを飲むことが出来て最高!

さて、そろそろ出発しますか。


バイクを走らせていると、電気が付いてる派出所があったので寄ってみることにした。
朝の5時半。

ドアを開けると、只今巡回中とある。

なんだ、留守か・・・。

派出所を出ようとすると、お巡りさんがパトカーで帰ってきた。


「何かごようですか」 (お巡りさん)

「あ、山の方に行きたいんですが・・・」 (僕)

「雲仙の方ね、今日は何も見えないよ」 (お巡りさん)

「そうなんですか」 (僕)

「景色は見えないけど、でもバイクで走るなら、気持ちが良いかもよ」 (お巡りさん)

「それは何処の道ですか」 (僕)


と言うことで、バイクで走ると気持ちの良い場所を教えてもらった。
それは島原から深江方面へ走る「島原まゆやまロード」という道。


バイクで走るなら気持ち良い?って、何んだろう??
いろいろと話をしていると、なんとお巡りさんもバイク好きだった。

よく自分の愛車で、島原やゆやまロードを走るらしい。
お巡りさんの愛車はヤマハ・ロイヤルスター1600cc。
すげーーーぇ。

僕もバルカンクラシックツアラーに乗っている事を話すと
いよいよ話しも盛り上がり。
もう1人のお巡りさんは呆れ顔で派出所の中に入って行ってしまった。
``r(^^;)ポリポリ


さて、お巡りさんとの話も終え、紹介してもらった島原やゆやまロードへと向かった。



お巡りさんが「何も見えないよ」と言ってたごとく、本当に山の中は霧が深く
何も見えませんでした。でも、バイクで走るのなら楽しい道でしたよ。
僕もおすすめです。(-_☆)キラリ


山を下る途中、普賢岳の火砕流が起きたところに出てきたので
写真に収めてみました。



向かって右側が普賢岳。
未だに大きな石がゴロゴロしています。

まるで恐竜が存在しているかのように見えました。
ここはジェラシックパークですよ。と子供たちに言っても
信じてくれるかもしれないほどですよ。

この下の方では未だに砂防ダムを建設中なのか
ショベルカーなどが置いてありました。


さて、山を下りてくると、昨日具雑煮を食べた「道の駅みずなし本陣ふかえ」に出てきた。

そこで朝のトイレ休憩をしていると、雲に覆われていた普賢岳が顔を覗かせた。
おーー、これが普賢岳か。



いやーーすごく良いですね。
晴れていれば、もっと良いのだけれど、
ま、こんな風景もいいかな。

でもさぁ、あそこの山から火砕流が流れてきて、この一帯を埋め尽くしたんでしょ。
あんなに遠いのに、自然の力ってすごいよね。


普賢岳を見ることが出来たので、雲仙の方に向かい小浜の方に抜けて
長崎市に向かうことにした。

雲仙のほうに向かうには、かなりの山越えで
TS125Rは
ウーンウーン言いながら上っていく。


途中、ノロノロ走るワゴン車に追いついたので、
ワゴン車の後ろをゆっくり走ることに・・・。

でも、何故かワゴン車は蛇行している。

何してるんだろう?
運転席を見ると、運転手は運転しながら携帯メールを一生懸命打っている。

ヾ(・・;)ォィォィ
いくら道に慣れているからって、よそ見しながら運転するのは危ないぞ!

危ないよ!との威嚇のためにアクセルを吹かすのだが
運転手はお構いなし。

もうメールに夢中。(ё_ё)

彼女にでもメールを打っているのだろうか。
まったく迷惑な話しだ。


次第にカーブもきつくなって来ると
運転も乱れてくる。

もうセンターラインのポールを薙ぎ倒すのではないか・・・と思うくらい
センターラインの方に寄って、慌てて切り返す。
それの繰り返し。

おーー、これは事故るかな?

こういう人は事故してみないと分からないのかも。

ほれほれ、事故るぞ!(~_~;)

もうカーブもセンターラインはみ出すし、後ろから付いてきている僕が冷や冷や。
ようやっとメールも書き終わり送信したのか、
彼は急にスピードを出して、僕を置き去りにしていった。

なんだよ。心配して損した。
でも運転中のメールって、自分ではまっすぐ走っているつもりでも
かなり蛇行することを改めて知りました。


さて、雲仙に着くと、雲仙で有名な地獄巡りを回ってみました。
このころから、また雨がパラパラと・・・。
合羽を着ての写真撮影となりました。



しかし、まだ7時ということもあって、ほとんどお客もおらず、僕の貸し切り状態。
駐車場も、もちろん誰もいないためタダ。
いやーーぁ。
朝、早めに行動すると、いろいろと見れて、なおかつ金もいらないので良いですなぁ。

この雲仙の地獄巡りは、かなり広く、結構歩かねばならない。
ようやく全体を見渡せる場所に上がってきたので
写真を撮ってみました。



うーん、かなり蒸気も上がっていますね。
これだけ蒸気(墳気)もあがっていれば、きっと良い温泉が湧き出ていることでしょう。

雲仙の温泉は硫酸イオンの多い硫黄泉らしいのです。
入ってみたいけど、朝から入らせてくれるところもないでしょう。。。

墳気と眺めを楽しむしかないですね。
そうそう、この墳気って120度もあるそうですよ。
ですから、温泉卵も美味しいとか。

僕が行ったときは、温泉卵を販売している店は有りませんでした。
朝が早いと、地元の食べ物が食べれないのか。。。残念。

さて、いろいろと散策していると、近くに池があるという。
そこで行ってみることにした。

ここは雲仙の白雲の池。



キャンプ場になっているらしく、多くの方々がテントを張っていた。
うーーん、ここを知っていれば、ここでキャンプしたのに。。。
しかも雲仙のお風呂もあったのになぁ。
ま、仕方がない。

この池はホント綺麗です。
やはり火口湖はいいなぁ。
周りの緑とマッチしていますよね。


さて雲仙をあとにし、長崎市内へとバイクを走らせた。
長崎で見るところは。。。と言うと
グラバー邸、大浦天主堂、浦上天主堂、26聖人の碑などあるのだが
今回そこはパス。


今回はまず出島だ。
出島は長崎市内の真ん中にある。

僕も出島は初めて行くところだけに、
きょろきょろしながらやっと見つけることが出来た。
看板が無かったら、おそらく通り過ぎてしまったかもしれません。
駐車場が無かったので、僕は歩道に駐車。
こういう時って小さいバイクは良いですよね。

出島は資料館を除く所はすべて無料。

まずは外観から・・・。これが出島の外観だ。



昔は鎖国中、貿易をするために、海を埋め立てて、この出島を作ったのだが
今は・・・と言うと、この周りはビル街だ。
近くには中華街もある。

と言うことは、鎖国時代と比べると、長崎市街地って相当埋め立てたんですね。
まぁ、山が多いから、埋め立てるしかなかったのかも。。。

これが出島の中の様子。



左の建物は復元したものらしい。
中は出島のことを詳しく教えてくれるVTRが流れていた。(無料)
なかなかおもしろかったですよ。

右側の所は発掘でもしているのでしょうか。
これから出島を完全に復元するような感じでした。

資料館に入れば、もっと勉強になったかもしれませんが
外観とVTRで充分勉強になったので、
模型の所に行ってみました。

出島の中には「昔はこんなだったのよ。。。」との
様子がうかがえるように模型が飾られているんですね。

おーーぉ 社会科の教科書で見たそのままだ。




でも、こんな小さな所が世界との窓口だったなんて
信じられませんよね。

オランダからここに入ってくる荷や本などで、
御上は世界の情勢を知ることが出来たと言われています。

しかしそのオランダからもたらされた最新情報ってすごく古い物だったはず。
しかもオランダ通事が訳さなけれなならなかったらしく
御上の手元に届くのってどれくらい掛かったことか・・・。(~_~;)

世界から取り残された当時の日本の姿を何となく知ることが出来ました。


さて、長崎の市街地に行くと、有名なオランダ坂がある。



このオランダ坂は、車では一方通行になっている場所がほとんどだ。
しかし、バイクは通って良いことになっている。

それじゃ!バイクで行ってみましょう!と
オランダ坂を上っていくと、対向車がやってきた。

(°.°; あっ こんなに狭いのに。。。
すれ違えるかな?

と、バイクを路肩に寄せると、車は「ありがとう!」と言ってすれ違っていった。

良かった、すれ違えて。
と、バイクを発進させようとするが、なんとリアタイヤが滑り出す。

この石畳。
しかも雨が降っているせいで、タイヤがグリップしてくれない。
ちょっと休憩!と前ブレーキを掛けても、
バイク自体がズリズリっと下へさがっていく。

ヾ(・・;)ォィォィ
長崎って、いつもこうなん?


ようやとの思いで上までたどり着くことが出来た。

(´ヘ`;)ハァ
オランダ坂の石畳も良いが、雨の日のバイク乗りには結構きついですね。


ま、オランダ坂はホントの目的地ではない。
僕が一番見たかったのは、この近くにある孔子廊なのだ。
そこへ行くために、オランダ坂を通っただけなのね。(~_~;)

さて、孔子廊に付く頃、また激しい雨が降ってきた。

こりゃ、今回のツーリングって大変だ。

そこで、孔子廊の専用駐車場に駆け込んだ。
駐車場のおばちゃんは、バイクを柱と柱の間に誘導してくれた。

「すみません、駐車場代っていくらですか?」 (僕)

「孔子廊へのお客さんだよね。それならタダだよ。
あんた都城の人ね。私は延岡出身よぉ」 (おばちゃん)

「へーそうなんですか」 (僕)

「ま、ゆっくり見ていってください」 (おばちゃん)

「ありがとうございます」 (僕)

早速、合羽を脱ぎ、バイクから傘を出して孔子廊へと入っていった。
やはりバイクツーリングで観光地を回るなら、傘って必需品ですよ。
合羽着たままだと、迷惑がられますから・・・。

さて、入場料520円払って中へ入ってみた。
孔子廊のなかは、こんな感じです。



実を言うと、僕は今回のツーリングで
孔子の弟子の石像の間に立ってみたかったんです。
これで僕も孔子の弟子の仲間入り。_(^^;)ゞイヤー
なーんてね。

本殿の方に近づくと、何か変わった香りが漂ってくる。
どうやら、線香の香りのようだが、日本の線香とはちょっと変わった香りだ。

係りの方に聞いてみた。

「この線香は何で出来ているんですか」 (僕)

「白檀(びゃくだん)と言う物から出来ているんですよ」 (係りの方)

「へーー」 (僕)

へーーー、と言いつつも、僕は白檀という物をしらない。
何だろう?ま、あとでインターネットで調べよう。

しかし、あまりにも長い線香だ。

「この線香って何時間持つんですか」 (僕)

「細いので4時間くらいですね。
太いのは一日は持ちますよ」 (係りの方)

「そうなんだ」 (僕)

その線香というのはこれ。



分かるかな?
雨降っていたので軒先からの撮影となったので
あまり良く見えないかな?

それにしても、長い線香ですよね。
太い線香になると、葉巻を長くしたようなものなんですよ。

「この線香って日本では珍しいと思いますが、
主にどこの国で使われている線香なんですか?」 (僕)

「そうですね。主に中国南部や台湾で使われている物ですよ」 (係りの方)

「へーーー、そうなんだ」 (僕)

と言うことは孔子の儒教は、中国南部と台湾で広まったということですね。


さて、資料館が中にあるというので、中へ行ってみました。
館中は写真撮影禁止区域。

中には地震計や天体観測計など興味を引く物がならべてある。
見る価値はありますよ。
中でも気を引いたのが兵馬陶傭(レプリカ)と万里の長城の煉瓦。

兵馬陶傭は日本で言う埴輪と同じ物なんですが
宮崎の平和台公園にあった宇宙人みたいな埴輪と違って、
本物の人間そっくりにつくってあるんですよ。
馬や、戦車もリアルですよ。

それが中国の三星推で、沢山の兵馬陶傭が見つかったと言うから
すごいです。いつか行ってみたいなぁ〜とVTRを見ながら思いました。

あと、目を引いたのが万里の長城の煉瓦なんですが
この煉瓦一枚一枚に年号が彫られているんですよ。
7500kmもある万里の長城。
その一つ一つに年号を入れたなんてすごすぎ。

万里の長城の資料はパネルでのご紹介でしたが
万里の長城って月から肉眼で見える唯一の建造物なんだってね。
おそるべし中国。


しかし、この孔子廊の資料館の中でも残念なことが。。。。
それは、僕やお客さんがゆっくり資料を眺めている中で
お局従業員が新人従業員を叱りつけ、新人従業員は泣いていた。

ヾ(・・;)ォィォィ
こんなところでしなくても・・・。

お局従業員は、いかにも。。。と言う顔をしている。
おーーこわ。。。(~_~;)

何をしかっているかは聞こえなかったが
すすり泣く新人従業員が可哀想でした。

ここで、僕が
「もう、それくらいにしたらどうですか?」\(^^;)...マァマァ
と言えば、新しい恋が芽生えたかも。。。
``r(^^;)ポリポリ

結局15分経っても、泣きやんでいませんでした。(×_×;)シュン


さて、資料館から出てくると、雨が激しさを増していました。
それで、雨宿りがてら、缶ジュースを飲んでいると
石像がヒソヒソ話をしているように感じてならなかった。

おかしいなぁ。
石像なのに、ひそひそ話?

あまりにも気になったので、写真に撮ってみました。



「おい、雨が降ってきたぞ。いつまでここに立たせるつもりだ!」 (右の石像)

「そ、そうですな。こりゃひどい雨ですな。これでは大事な巻物が濡れますわ」 (真ん中の石像)

「これこれ。はしたない真似はよしなさい。お客様が見ておるぞ」 (左の石像)


ね、そう言っているように感じるでしょ。

他にも、僕の方を見つけて、

「そ、そのジュースおいしそうですなぁ」

と訴えかけている石像もいましたよ。


ま、そんなことを考えながら石像を見るのもおもしろいかもしれませんね。

そうそう、全部の石像、お髭を生やしていましたよ。
孔子の弟子達は皆、髭がこゆかったのだろうか?
髪の毛が黒々としている僕でさえ、髭が薄いように感じるのに・・・。


さて、この孔子廊も1945年の長崎原爆でかなり破壊されたようなのですが
華僑の手によって1967年に修復されたようです。
1967年というと、僕が生まれる2年前か・・・。
華僑は金持ちが多いから、こういうすごい建物もすぐ建つんだろうな。
僕も華僑の方々とお友達になりたいなぁ。


さて、孔子廊も見終わったし、原爆資料館でもみますかね。
なんせ、以前に行ったとき、丁度改装中で中が見れなかったからね。
新しくなっていると聞いていたので、ちょっと楽しみ。

原爆資料館付近にくると、浦上天主堂が目に付いた。
信号待ちだったので、写真を一枚撮ってみました。



赤煉瓦で綺麗な教会ですよね。

さて、原爆資料館へ行き、200円払って中へ入った。
資料だけを見て回るのも何だし。。。と思って
レシーバーも借りる事にした。レシーバー代150円。

中に入ると、レシーバーがいろいろなことを教えてくれる・・・・
あれ?
ん?

なんだボリュームが0だった。(^^ゞ

ボリュームを大きくしたら、解説が聞こえてきた。
ゾーンごとに解説の内容が変わるのだが
同じゾーンにいると、同じ解説が何度も繰り返される。

あ、同じ事を聞いてもつまらないから
チャンネル変えて英語で聞こう。

とチャンネルを変えると英語で聞こえてくる。

おぉー、これはいい。 ← (英語が分かればの話ですよ。(^^ゞ )

他のチャンネルは???
*&@≫≧⊥∩∪∇・・・

なんだかよく分からない言葉だった。σ(^◇^;)
何語だったんだろう?

でもおもしろかったですよ。
レシーバーを借りられる方は一度お試しを。。。

中はパネルや、原爆によって溶けた物(鉄塔、時計、瓶など)など、
いろいろな資料が展示してあった。
撮影禁止区域なので写真が撮れないのが残念。
その中でも一番目を引くのが、浦上天主堂入り口の等身大模型。

原爆を受けて壊れたのを忠実に再現してあるのだが
それはそれはリアルでした。

さっき信号待ちで「綺麗な教会だな!」って思ったのだが
原爆によってひどく壊れてしまったんですね。


さて、資料館を出て、爆心の中心地に行ってみました。

そこには沢山の人が来ていました。
子連れの方が多かったのですが、みなさん子供たちに何を伝えたのでしょうね。

この前、長崎原爆の日を迎えたばかりなので
真新しい千羽鶴がたくさん供えられていました。




さて、お昼の時間になったので昼食を取ることにした。

長崎市内に来たら、やっぱりお昼はチャンポンでしょ。
チャンポンの美味しいお店が載っている本が本屋さんにあったが
何という店だったか忘れてしまった。
年のせいか、立ち読みで得た情報源は当てにならなくなったなぁ。

そこで上を見上げて、
「中華」という看板が高々とビルの屋上に掲げてあるところを探した。

ありました、ありました。
この爆心地からすぐの所に・・・。


それは寶来軒別館というところ。
店に入るとほとんど満席状態だった。

1人座りの所に案内された僕は、店が込んでいたので
すぐさま、そぼろチャンポンと餃子を注文した。
15分位だろうか、隣の席の人と同時に僕のチャンポンが運ばれてきた。



僕がチャンポンの写真を一枚撮っていると、
隣の席の女の子が下を向いてブツブツ言っている。

あ、あれはお祈りしているなぁ。
クリスチャンか。

負けずと、僕も食事の感謝のお祈りを。

ふふふ。。。僕もクリスチャンなのよん。
しかも牧師さんよん。(^-^)


でも隣の席の女の子は一向に僕に
「あなたもクリスチャンなんですか」と話しかける気配はない。
髭面だから、お祈りをしても
独り言をブツブツ言っている浮浪者にでも見えたのだろうか。
(×_×;)シュン

僕が話しかければ良かったのだろうが
麺が伸びてしまう・・・。

ま、いいか。
さ、チャンポンを頂きましょう。

ズルズル・・・。
お、これは美味しい。

しつこくなく、油っこくなく、丁度いい。
ちょっとキャベツが多く、他の具が少ないように感じるが
なかなか良かったです。
麺は普通のチャンポン麺かな。

続けて餃子がきた。
うーーん、パリパリしてて、なかなか美味しい。

このチャンポンと餃子で1300円。
お昼の食事にしては高めかな。

ま、食べるのも旅の楽しみですから、これくらいの贅沢はいいよね。


さて、お腹も一杯になったので
原爆で片方無くなった鳥居の所(山王神社)に行ってみることにした。



銀行の駐車場入り口から伸びる石段の上に、その鳥居は立っていた。
お、これがその鳥居か。
すごいなーぁ、おまえ。
爆風で壊れなかった上に、片足でよく上部を支えているよね。

上の方に上がっていくと、
爆風によって崩れ落ちた片方の鳥居の残骸が横たわっていた。



でも、よく鳥居の色を比較してみると、何となく違うような色をしている。
崩れた方は何となくツヤツヤしているのに対し
立っている方は、ざらざらしている。
なんでだろう〜 ♪♪

この崩れ落ちた方はレプリカ?
そんな分けないよね。

この鳥居は山王神社へと続いている。
そこには爆風でも何とか生き延びた大楠があるという。


これがその大楠。かなり大きいです。



この大楠は爆風により幹に亀裂が生じ、枝葉が吹き飛ばされ丸裸になったようです。
また熱線により木肌が焼かれ、一時、枯死寸前だったらしいのだが
盛り返して、今では長崎の天然記念物に指定されているらしいです。

しかしホント、この木といい、鳥居といい爆心地の近くにある物を見ると
原爆のすさまじさを感じてなりませんでした。

この大楠は爆風のせいで亀裂が生じたからなのか
折れないように中で支えがしてありました。

巨木も大変ですね。(^^ゞ

さて、長崎市内はこれで良しとして
佐世保へ向かいますか・・・。


佐世保へ向かっていると、また雨が降ってきた。
うーーん、長崎は今日も雨♪♪
雨の多い地域なのだろうか。

西海橋付近にくると、雨は少しずつ止み始めた。



ここは西海橋。
今日も渦を巻いています。

海流のすごい流れのせいで、このような渦ができるらしいのですが
橋の上から落ちたら、きっと浮かんでこないでしょうね。

そんな事を考える人がいるのだろうか、
橋の上では、橋から飛び込めないように線が張ってあった。

ここからバンジージャンプしてみたら、怖いだろうね。
失敗してヒモでも切れたら、さようなら (^_^)/~~
ですね。きっと。。。



これが橋の上から見た渦。
すごい。。。
船は一艘も通っていませんでした。当たり前か・・・。


この西海橋からは、電波塔が立っているのがよく見える。
あれが真珠湾攻撃の時「ニタカヤマノボレ」の暗号を出した有名な電波塔ですね。



今でも使用可能なのだろうか?

うーーん、でもあんな電波塔で良く電波が飛んだよね。
八木アンテナとかの方が良かったのでは。。。
その方が指向性に優れていると思うのですが。
でも、その当時は、これが最高のアンテナだったんでしょうね。


さて、佐世保市街地へやってくると、ちょっと佐世保駅へ行ってみた。
何しに行ったかというと、一つはレッドバロン佐世保店への道を交番で聞くため。
もう一つは佐世保駅のチケットを買うためだ。

実を言うと、この佐世保駅は日本最西端の駅。
鉄道マニアにとってちょっとだけ有名な駅なのだ。

それで、自転車友達であり、鉄道マニア(?)の佐藤君から
「佐世保の駅の切符が欲しいので買ってきてくれ」
と頼まれていたので、佐世保駅の入場券を買い求めたのだ。
入場券160円。
ま、お土産にしては安い買い物かな。``r(^^;)ポリポリ

駅構内に交番があったので
道を聞くために寄ってみました。

「すみません。ちょっとお聞きしたいんですが・・・
レッドバロン佐世保店は何処でしょう?」 (僕)

「あ、ここから長崎方面へ10kmくらい戻るかな」 (お巡りさん)

「え?そんなにですか」 (僕)

僕はレッドバロン佐世保店を通り過ぎていたのに気づかなかったらしい。
('_`)ウゥ

「あと一つ聞きたいんですが。ここら辺でテントを張る場所ってあります?
もしかして佐世保のお巡りさんって野宿者に厳しいんですか?」 (僕)

「いや、職務質問はするかもしれないけど、強制退去はさせないよ」 (お巡りさん)

「そうですか。じゃ、公園とかにテント張っても別に構わないんですね」 (僕)

「住民や持ち主から苦情がでないかぎり、
それとそこに定住しないかぎり大丈夫ですよ」 (お巡りさん)

「それを聞いて安心しました」 (僕)

「気を付けて旅を楽しんでくださいね」 (お巡りさん)

と言うことで、テントを張ってもお巡りさんに怒られないことを確認した僕は
レッドバロン佐世保店へ向かった。

丁度、旅の半分の行程を消化しているので、ここら辺で
2stオイルの補充をしておこうと思ったのだ。

レッドバロン佐世保店につくと、早速オイルを補充してもらった。
ついでにタイヤの空気圧も見てくれて親切にしてくれました。

いやーーレッドバロンは全国チェーンだから
旅先でトラブルがあっても、すごい安心できますよね。


さて、オイルの補充も出来たので
今日の宿泊出来る場所探しを少しずつ始めなければ。。。

何処かあるかなぁ。


そうだ、弓張岳展望台に行けば静かに寝られるんじゃないかな。
と言うことで弓張岳展望台に行ってみた。

この弓張岳展望台は佐世保市内がよく見えるというので
人気のスポットらしく、たくさんの人で溢れていた。

あぁ、これじゃ、テントを張れるような場所ではないな。



しかも、何故か猫が多い。

看板も出ているほど。
「ここで猫を飼わないでください」

そ、そうなの?
こんな山の上に上がってきてまで猫を飼うの?

でも、沢山の猫がこの弓張岳展望台を占領していたのは事実です。
ここはもう、猫しかないので、弓張岳ではなく、猫岳(猫だけ)ですね。``r(^^;)ポリポリ

テント張って宿泊出来る場所が無いし、猫も多いので
場所を移すことに。。。


何処が良いかとガソリンスタンドのお兄ちゃんに聞くと
パールシーリゾートなら、浜辺にテントを張れるんじゃないかと言う。

そこで紹介されたところへ行ってみた。
そこは7年前、九十九島巡りをするために行った
観光船乗り場だった。



夜になると、帆船もライトアップされ
デートスポットとなるようで、沢山の方が来ていた。

自前で持ってきた花火をされている方々がたくさんおり
あちこちでパンパンパンとなっている。
もう、うるさいのなんのって・・・。

ま、10時過ぎたら静かになるでしょう。
と、10時になるまでベンチで横になったり、ブラブラしたり、
みんなにメールを打ったりしてみました。

やはり夜になると人恋しくなり、メールしちゃうんですよ。
みなさんはメールの返事をすぐにくれるので、
こういう時って寂しさが半減しますね。


10時になると店も閉まり静かになってきたので
バイクを第一駐車場に置いて
第二駐車場の隅にあるちょっとした空き地にテントを張って寝ることにした。

いやーーー、今日も一日疲れたなぁ。。。
早く寝よ。

(__)。。ooOZZZZ



ギュルギュル・・・

12時頃だろうか、お腹が痛くなったので
パールシーリゾートの外にあるトイレに駆け込んだ。

何が悪かったのかなぁ。。。。
変な物を食べたつもりは無いんだけど。。。
きっと冷たい物の飲み過ぎかな。

トイレを済ませ、テントに戻ろうとしたとき
なんと駐車場から爆音が聞こえてきた。

ブオン、ブオン。。。

え?なに?バイク?

しかも、若い兄ーちゃん達のゲラゲラ笑う声が辺り一面響いている。

え?もしかしてテントの周りって兄ちゃん達で囲まれているの?


そのとき、先ほど広村さんから来てたメールの
「親父狩り気を付けてね!」との言葉が頭の中をよぎった。

親父狩り。。。どうしよう。

あ、僕はお金何処に置いたかな。
あ、ポケットの中か。
いくら入っているんだっけ?
げ、けっこう入っているじゃん。 (>_<)

携帯は?
あぁ、テントの中だ。(×_×;)シュン

どうしよう。怖くてテントに戻れない・・・。


テント周辺は若いお兄ちゃん達の改造したバイクを乗り回す
たまり場と化している。

でも、よく見ると、彼らはバイクの事ばかりで奥にあるテントには気づいていないようだ。
ま、草むらの中だから、彼らは気づかないとおもう。
テントは守られたが、果たしてテントに戻れるのか・・・。


爆音をまき散らすバイクを見ると、それは原チャリだった。
しかし、一向に止む気配がない。
しかも、怖そうな、今風のお兄ちゃん達。
お友達になろうと思っても近づけるはずがない。


もう、このままテントに戻ることが出来ず、
テントを遠目に監視しながら、一夜をトイレ付近で過ごさねばならないのか・・・。

うむーーこれは困った。

でも、よくよく考えると、先ほどお腹が痛くなったのは
神のお導きとしか言いようがない。
もしあの時、トイレに立たなければ
もしかしたら、僕はテントの中で親父狩りの恐怖に
おびえながら過ごさねばならなかったのだ。


1時間ほど、ぼーっと原チャリのお兄ちゃん達を見ていると
他の場所から誰かが叫んだ。

「おーい、○○さんが××しようやって言ってるから集まって」

その声に若いお兄ちゃん達はバイクを止めて
駐車場から出て、海岸の方に歩いていった。


お!今がチャンス!!

僕は走ってテントの方に行き、急いでテントを片づけた。

その片づけは、僕も驚くほどの早さ。
あっという間に片づけて、逃げるようにバイクの所に戻ることが出来た。


いやーー、設営1分のテントって、こういう時に役に立ちますね。(^-^)


急いでここから逃げよう!とバイクにテントを積んでいると
先ほどの若いお兄ちゃん達が、買い物を頼んだと思われる、
3人のお兄ちゃんたちが、大きな袋を持って僕の横を通った。


その中の1人が僕の側に寄ってきた。
ん?やるのか?こいつ! (`ヘ´)
しかし、そのお兄ちゃんの顔はにこにこ顔。

「飲みますか」 (お兄ちゃん)

「え?」 (僕)

なんだ?
え?
もしかして、良いやつだったの?
僕は気が抜けてしまった。


「ビール飲みますか」 (お兄ちゃん)

「え?いいんですか」 (僕)

若いお兄ちゃんは、僕に缶ビール1本を渡すと

「頑張ってくださいね」 e(^。^)g_ファイト!

と励ましてくれた。


(;_;)ウルウル。何とまぁ、優しい人たちでは有りませんか。
ひでき、感激〜〜〜♪♪


と言うことは、逃げなくて良かったのかな?σ(^◇^;)
ま、いいか。
じゃ、今日は移動せずにここに泊まりましょう。
と、トイレ付近のバス停のベンチの上に寝袋を敷いて寝ころぶことにした。


しかし、しばらくすると、また爆音が辺り一面響きわたり
先ほど以上に騒がしい場所となった。

しかも花火も打ち上げて、もう寝られない。
それが朝の4時まで続いた。

ま、ビールもらった関係、文句は言えないんですがね。
でも若いってすごいね。


                        
               


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